行政書士試験自己採点と感想 [資格]
行政書士試験受けました。
法令択一 108点(27/40)
基礎法学 1/2
憲法 4/5
行政法 12/19
民法 7/9
商法会社法 3/5
多肢択一 14点
一般知識 36点(9/14)
合計158点
記述は35点前後と思うので,多分大丈夫だと思います。
180点は超えてるはずです。
どんなに辛く採点しても24点より低くなることが考えにくいです。
感想
とにかくほっとした。
とにかく社会の一員として認められた気がする。
それが一番です。
試験の感想ですが,今年は難しいと評判のようですが,難しかったです。
そりゃ6割とれりゃ合格なのに合格率が5%くらいの試験なんだから難しいのは当たり前なんでしょうけど。
ただ,やっててひどいとか意地悪とかいう問題はなかった。
一般知識に足きりがあるのは怖いけど,そういう科目を採用する以上,一定の水準を求められても仕方がない。それも4割でいいんだし。
時間はぎりぎりだった。全肢検討しても余裕があるはずだったけど,本番はやっぱり失敗してはいけないというプレッシャーから迷って時間を使うことが多かった。問1とか問60とか。
多肢択一は難しかった。自信がなかったので,あまり時間をかけずに終わらせたのはよかったのかもしれない。
記述は点数のとりやすさで3段階に分かれてたところには感心しました。
実力がきれいに反映するんじゃないでしょうか。
44問の典型論点はほぼ満点狙えなきゃまずいし,45問も債権総論の基本的な条文知識。46問の相殺は基本的な論点でみんな結論は知ってるけど,じゃあその趣旨理由を言えるかって,ちょっと深めた問題。
記述は30点を中心とした美しい正規分布になりそう。
ただ,どれも「40字程度」じゃなく「45字程度」の問題ですよね。正確な理解を問うならば。
僕は45問の「代位の付記登記を経て」というところに「あらかじめ」と入れたかったけど,ちょっとマス目が足りないのとかえって曖昧になる気がしたのとで断念したのがどうなのか。
46問はうまく書けなかった。
その他,個人的には,会社法の新株予約権間違えたのが痛かったです。あと民法の30問と31問も反省。
問30のオは平成17年3月10日の判例なんでしょうけど,「~な事情があれば自己への引き渡しを求めることが出来る。」という趣旨の判決なので,「~事情がない限り,自己への引き渡しを求めることができない。」とまで
反対解釈していいのかというひっかかりは残ってます。
問31は貸金等根保証契約にやられました。法人には適用ないのを忘れてました。それより,肢5はどうころんでも間違えようなく可能ですね。これは情けないです。猛省です。
勉強方法を振り返ると,僕は,過去問をあまり解くことはできなかったので,行政法の肢別問題集の行政法と憲法を集中してやりました。
あとは,テキストの一般知識を斜め読み込み。
これまでの司法書士試験の失敗経験を活かして,行政法では大枠や条文構造の把握から,少しずつ細かい論点に入っていきました。肢別問題集に当たっていったのは10月10日。でも行政法のまとめが終わって,問題に繰り返し当たれるようになったのは試験10日前。ほぼ行政法一本に絞れていたからこそ,それを徹底し,ここまでこれた気がします。それでも,やや薄めだった地方自治法はほとんど間違えてます。
これに加えて民法や商法会社法を一から学ぶとすると相当たいへんだと思いました。
6割取れればいい試験ではありますが,それを実現するための努力は10割必要と言うことでしょう。
とはいえ,矛盾するようですが,やはり6割でいいという安心感は相当のものです。
それと,合格点が決まっている以上,他の人よりよい点数を取らねばならないというプレッシャーがないのも大きい。合格率も,低いとはいえ5~10%くらいというのも大きい。
教室を見回すと,結構欠席者も多くて,この中に合格者が何人いるのか想像したら,その中に自分が仲良く入るのも無理じゃないように思えました。
発表まで絶対といえる立場じゃないですけど,やっと自分を信じられそうです。
法令択一 108点(27/40)
基礎法学 1/2
憲法 4/5
行政法 12/19
民法 7/9
商法会社法 3/5
多肢択一 14点
一般知識 36点(9/14)
合計158点
記述は35点前後と思うので,多分大丈夫だと思います。
180点は超えてるはずです。
どんなに辛く採点しても24点より低くなることが考えにくいです。
感想
とにかくほっとした。
とにかく社会の一員として認められた気がする。
それが一番です。
試験の感想ですが,今年は難しいと評判のようですが,難しかったです。
そりゃ6割とれりゃ合格なのに合格率が5%くらいの試験なんだから難しいのは当たり前なんでしょうけど。
ただ,やっててひどいとか意地悪とかいう問題はなかった。
一般知識に足きりがあるのは怖いけど,そういう科目を採用する以上,一定の水準を求められても仕方がない。それも4割でいいんだし。
時間はぎりぎりだった。全肢検討しても余裕があるはずだったけど,本番はやっぱり失敗してはいけないというプレッシャーから迷って時間を使うことが多かった。問1とか問60とか。
多肢択一は難しかった。自信がなかったので,あまり時間をかけずに終わらせたのはよかったのかもしれない。
記述は点数のとりやすさで3段階に分かれてたところには感心しました。
実力がきれいに反映するんじゃないでしょうか。
44問の典型論点はほぼ満点狙えなきゃまずいし,45問も債権総論の基本的な条文知識。46問の相殺は基本的な論点でみんな結論は知ってるけど,じゃあその趣旨理由を言えるかって,ちょっと深めた問題。
記述は30点を中心とした美しい正規分布になりそう。
ただ,どれも「40字程度」じゃなく「45字程度」の問題ですよね。正確な理解を問うならば。
僕は45問の「代位の付記登記を経て」というところに「あらかじめ」と入れたかったけど,ちょっとマス目が足りないのとかえって曖昧になる気がしたのとで断念したのがどうなのか。
46問はうまく書けなかった。
その他,個人的には,会社法の新株予約権間違えたのが痛かったです。あと民法の30問と31問も反省。
問30のオは平成17年3月10日の判例なんでしょうけど,「~な事情があれば自己への引き渡しを求めることが出来る。」という趣旨の判決なので,「~事情がない限り,自己への引き渡しを求めることができない。」とまで
反対解釈していいのかというひっかかりは残ってます。
問31は貸金等根保証契約にやられました。法人には適用ないのを忘れてました。それより,肢5はどうころんでも間違えようなく可能ですね。これは情けないです。猛省です。
勉強方法を振り返ると,僕は,過去問をあまり解くことはできなかったので,行政法の肢別問題集の行政法と憲法を集中してやりました。
あとは,テキストの一般知識を斜め読み込み。
これまでの司法書士試験の失敗経験を活かして,行政法では大枠や条文構造の把握から,少しずつ細かい論点に入っていきました。肢別問題集に当たっていったのは10月10日。でも行政法のまとめが終わって,問題に繰り返し当たれるようになったのは試験10日前。ほぼ行政法一本に絞れていたからこそ,それを徹底し,ここまでこれた気がします。それでも,やや薄めだった地方自治法はほとんど間違えてます。
これに加えて民法や商法会社法を一から学ぶとすると相当たいへんだと思いました。
6割取れればいい試験ではありますが,それを実現するための努力は10割必要と言うことでしょう。
とはいえ,矛盾するようですが,やはり6割でいいという安心感は相当のものです。
それと,合格点が決まっている以上,他の人よりよい点数を取らねばならないというプレッシャーがないのも大きい。合格率も,低いとはいえ5~10%くらいというのも大きい。
教室を見回すと,結構欠席者も多くて,この中に合格者が何人いるのか想像したら,その中に自分が仲良く入るのも無理じゃないように思えました。
発表まで絶対といえる立場じゃないですけど,やっと自分を信じられそうです。
2010-11-15 14:49
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