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行政書士試験結果発表(記述の感想つき) [資格]

おかげさまで合格しました。
手応えがあったけど発表されるまでは一抹の不安も消えず。

番号見つけたときは素直に嬉しかったです。

今はただ感謝の気持ちでいっぱいです。

実力的には行政法関連は付け焼き刃の知識ばかりだけど,
それでもとにかく合格できたことは本当に大きい。
あとは日々実践の中で知識を身につけていけばいいわけだから。



ところで記述の模範解答見たけど,問45はちょっとひっかかる。
細かいかもしれないけど

 A に 対 す る 求 償 権 確 保 の た め に 、
 代 位 の 登 記 を 付 記 し た 上 で 、 B の
 抵 当 権 を 行 使 す る こ と が で き る 。

登記を付記するって表現,変じゃない?

まず,直感的に登記を付記するという表現への違和感。
登記を付記するっていうより,付記登記をするって言った方が具体的でスマートだと思う。
付記するって自発的な動詞を使ってるけど,
なんか登記官を差し置いて勝手に登記入れてる見たいなイメージが浮かんじゃう。
「付記した上で」じゃなくて「した上で」で十分だと思います。

解答例は,おそらく条文をそのまま詰め込もうとしたんだろうけど。
それだったら
「抵当権の登記にその(抵当権の)代位(の登記)を付記した上で」
となるはず。
何に代位の登記を付記するのか明示されてないとすごく気持ち悪い。
いや分かりにくい。
文脈から分かると言えば分かるけど,これが模範解答と言われるとちょっと?です。
僕はこんな解答書く勇気はありませんでした。

下手に具体的に「代位弁済を原因とする抵当権移転登記を経た上で」なんて書くと
減点されてしまいそう。(されないとは思うけど)

こういう気持ち悪さが残るのも,字数制限のせいだと思います。
今年の記述は,どの問題も45字ぎりぎり。
1字でもオーバーすると0点らしいから,無理に45字に詰め込もうとするけど
やっぱり45字でも無理があったのは明らかということですね。
まして40字程度でという問題文では最初から書ききれないと言っているようなもの。

45字程度で50字制限という設定なら納得なんですが。

あと,個人的には問44
「違法を宣言して」の「宣言」はなくてもいいと思ってます。
具体的な判例の主文見たら分かるけど,主文には「請求を棄却する。ただし○○は違法である。」
みたいな表現になっていて「宣言する」なんて書かないからね。
ということで僕は敢えて宣言入れなかったけど,これで減点されてたらちょっとショックかも。

ちょっと解答に注文つけてしまったけど,
ただ,この形式の記述問題は好きだし,とても大切だと思います。
この訓練を続けていくと,要件とか効果を意識して条文を覚えようとするので,
うわべだけではない基礎の重要な知識が身につくと思います。


では,道真公にお礼参りに行ってきます。



行政書士試験自己採点と感想 [資格]

行政書士試験受けました。

法令択一 108点(27/40)
基礎法学  1/2
憲法     4/5
行政法   12/19
民法     7/9
商法会社法 3/5
   
多肢択一  14点
一般知識 36点(9/14)

合計158点

記述は35点前後と思うので,多分大丈夫だと思います。
180点は超えてるはずです。
どんなに辛く採点しても24点より低くなることが考えにくいです。

感想
とにかくほっとした。
とにかく社会の一員として認められた気がする。
それが一番です。

試験の感想ですが,今年は難しいと評判のようですが,難しかったです。
そりゃ6割とれりゃ合格なのに合格率が5%くらいの試験なんだから難しいのは当たり前なんでしょうけど。
ただ,やっててひどいとか意地悪とかいう問題はなかった。
一般知識に足きりがあるのは怖いけど,そういう科目を採用する以上,一定の水準を求められても仕方がない。それも4割でいいんだし。

時間はぎりぎりだった。全肢検討しても余裕があるはずだったけど,本番はやっぱり失敗してはいけないというプレッシャーから迷って時間を使うことが多かった。問1とか問60とか。

多肢択一は難しかった。自信がなかったので,あまり時間をかけずに終わらせたのはよかったのかもしれない。

記述は点数のとりやすさで3段階に分かれてたところには感心しました。
実力がきれいに反映するんじゃないでしょうか。
44問の典型論点はほぼ満点狙えなきゃまずいし,45問も債権総論の基本的な条文知識。46問の相殺は基本的な論点でみんな結論は知ってるけど,じゃあその趣旨理由を言えるかって,ちょっと深めた問題。
記述は30点を中心とした美しい正規分布になりそう。
ただ,どれも「40字程度」じゃなく「45字程度」の問題ですよね。正確な理解を問うならば。
僕は45問の「代位の付記登記を経て」というところに「あらかじめ」と入れたかったけど,ちょっとマス目が足りないのとかえって曖昧になる気がしたのとで断念したのがどうなのか。
46問はうまく書けなかった。

その他,個人的には,会社法の新株予約権間違えたのが痛かったです。あと民法の30問と31問も反省。
問30のオは平成17年3月10日の判例なんでしょうけど,「~な事情があれば自己への引き渡しを求めることが出来る。」という趣旨の判決なので,「~事情がない限り,自己への引き渡しを求めることができない。」とまで
反対解釈していいのかというひっかかりは残ってます。
問31は貸金等根保証契約にやられました。法人には適用ないのを忘れてました。それより,肢5はどうころんでも間違えようなく可能ですね。これは情けないです。猛省です。


勉強方法を振り返ると,僕は,過去問をあまり解くことはできなかったので,行政法の肢別問題集の行政法と憲法を集中してやりました。
あとは,テキストの一般知識を斜め読み込み。
これまでの司法書士試験の失敗経験を活かして,行政法では大枠や条文構造の把握から,少しずつ細かい論点に入っていきました。肢別問題集に当たっていったのは10月10日。でも行政法のまとめが終わって,問題に繰り返し当たれるようになったのは試験10日前。ほぼ行政法一本に絞れていたからこそ,それを徹底し,ここまでこれた気がします。それでも,やや薄めだった地方自治法はほとんど間違えてます。

これに加えて民法や商法会社法を一から学ぶとすると相当たいへんだと思いました。
6割取れればいい試験ではありますが,それを実現するための努力は10割必要と言うことでしょう。

とはいえ,矛盾するようですが,やはり6割でいいという安心感は相当のものです。
それと,合格点が決まっている以上,他の人よりよい点数を取らねばならないというプレッシャーがないのも大きい。合格率も,低いとはいえ5~10%くらいというのも大きい。
教室を見回すと,結構欠席者も多くて,この中に合格者が何人いるのか想像したら,その中に自分が仲良く入るのも無理じゃないように思えました。

発表まで絶対といえる立場じゃないですけど,やっと自分を信じられそうです。



模擬試験 [資格]

日曜日Wセミナーで司法書士の模擬試験受けた。
とりあえず7割目指してたのに
6割にも届かず。
やばい。
あと90日なのに
間に合うのか?

さっきまで自分のふがいなさに怒りを感じてたけど
そんなひまがあったら勉強しなくちゃ。
ブログ書いてる暇あったら勉強しなくちゃ。

AFP合格! [資格]

1月のAFP試験,無事合格しました。
「完全合格」です!
ホームページで確認したときは,いまいち実感わきませんでしたが,
昨日郵便で合格証書が届いて実感しました。
点数は予想通り,実技がぎりぎりセーフの6割で,本当に冷や汗ものです。
ともあれ,第一歩踏み出しました。

ついでに勢いで買ったロト6は外れました…
やっぱり地道にいきましょう。

AFP試験 [資格]

この前の日曜日にAFP試験(日本FP協会)受けました。

受験会場では,思いのほか,おばちゃん率が高かった。保険の外交員だろうか?             あと若い学生さんぽいのも多かった。たいへんだね。

僕はといえば,当日朝5時半までの一夜漬けのおかげで午前の学科は8割クリアできました。      でも午後の実技では計算ミスや数え間違いのケアレスミス連発でした。これも一夜漬けの功罪か?

午後の配点はよくわからんけど,どうもきっかり6割らしい。配点次第では…う~ん微妙!

試験直後の帰り道では駄目だと思っていただけに,自己採点で合格の可能性が高くなったのは嬉しいけど,なんて微妙なラインなんだ。3月までこのやきもきが続くのか?

なんて悩んでられなくてメインはあくまで司法書士試験。今日から2週間ぶりに勉強復活です。こっちの経過も書いていきます。


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